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寝ているあの娘が少しずつ気持ちよくなっていく
お久しぶりの明後日の狩人、
話が序盤とか省いた入り方なので前のエピソードなども参考にお願いします。
ではどうぞー


 目覚めると朝だった。
 窓から差し込む日差しが目に痛い、毎晩のようにスマートフォンを使い眠っているので目にダメージが溜まっているのだ。
 起きたのはダブルベッドだった。しばらく、身体を交わしていなかった自分の分身との交合を久々にしなければと、ここ最近ずっと思っていたのだが、なかなか行動には移せなかった。
「そっか、しばらくぶりだもんねー」
 ダブルベッドの隣にいる自分と同じ顔、同じ身体、同じ仕草の自分自身が横で眠っている。
 寝顔に口の端からよだれを垂らしている。その顔に人差し指を突き出し彼女の口の中に入れる。赤い舌の縁を指先でなぞり、舌の裏を爪の先でひっかく。
「はぁ、んんっ」
 その口から声が漏れ、私自身の身体が緊張でビクッとなる。その後も眠り続けているもう一人の自分の身体に満足し指先で舌を犯し続ける。
「なんで、起きないのかな」
と疑問を持つも、きっと疲れが溜まって眠っているのだろうと当たりをつけて、その行為を続ける。
「ぁあはー、ぁあはー、んんっ」
犯す側である自分は、この寝顔が快楽に染まっていくのが快感になっているのをやはり自覚せざるを得ない。だって、相手を指先でなぶっているだけなのに興奮で私自身の性感帯が敏感になっているのだから
「気持ちよさそう」
 実際には舌が触られようとも気持ちよくなることなどないはずなのだが、彼女が夢の中で私に犯されているという妄想が自身を快楽に染める。
 舌を犯す手はそのままにもう一方の左手を自分の快楽の源泉に沈める。
「あぁ、んんっ、はぁん、きゃっ、んんぃ、あんっ」
 敏感な粒を快楽の源泉である陰核を自分自身のそこを触る。
 実際には緊張して気持ちよくならないその部分は自分と同じ存在が隣りにいる事実だけでいつもとは違い快楽器官となる。
「はぁ、んん、あぃんん、はぁはぁ、いいんっ、ううぁ、ああはぁ、ぃぃんっ」
時に優しく、時に激しく、自分の陰核を擦る。息が荒くなって燃える過程で舌に入れていた指を胸まで寄せ
「はぁあああ、んんんっっ」
乳首の先を円を描くようにゆっくりなぞる。
 彼女の唾液で濡れた指で私の私自身の乳首は濡れ皮膚の感覚は快楽に染まる。
 なんでこんなに気持ちいいのだろう。それはきっと私が変、だからだと思う。
「はぁっ、はぁっ」
 もう一人の彼女は舌を触られ隣で自慰をしている自分の分身のことなど知らずに静かな寝息をついている。
「あんたが、悪いんだからね!!」
と、もう一人の自分に自分が生み出されたと被害者づらをして私は彼女の衣服の中に下から手を侵入させる。
 布団の中に衣服の中に彼女の子供を育てる大事な器官に自分の欲望のために手を侵入させる。
 たぶん、自分の快楽のせいで周りが見えなくなっているだけだろう。私は、
 だって、今ここにいる私は私じゃないかもしれないし、いまここにいるもう一人の私ももう一人の私じゃないかもしれないから。どんな行為も許されるしどんな行為も許されない。
 私は私を犯してはいけないのだ! だが、それすらも快楽になってしまえば動物的な本能からは逃れられない。
「はぁーーー、んんっ、すーーーー」
寝息をたてているもう一人の自分の形の良い、だが発達途上の乳房にドロドロになった唾液に濡れている右手、愛液に濡れている左手で捲し上げたシャツの中の乳房を指先で擦る。
「ああっ」
とほんの少し喘ぎ声が聞こえたかと思ったが、どうやら私の勘違いらしい。
 そのまま、乳房を持ち上げるように、親指で乳首の先を擦りながら両手とも親指以外で乳房を包み表面をドロドロにしてしまう。すべて液体が乳房に付くとまた、私自身の愛液ともう一人の私の唾液で指が濡れるように指が濡れるまで自分の身体を熱くさせる。
 彼女にとっては舌を触られるのは快感を感じる脳の中で休憩になっているようで快楽の余韻を感じて恍惚とした表情で舌を触られている。
「はぁ、あああ、ああっ、ああ、んんっ、んっ」
 私はというと、自分の愛液で自分の陰核を触り焦らし、一人でイってしまいそうなのを堪える。
「あんたが、私と同じなのが悪いの」
 そう言って、再び彼女の乳房に2つの液体で濡れている両手を忍び込ませる。
「ああっ、はあっ」
と今度は、しっかり感じているのが分かる声を口から出して、彼女はその刺激から逃れようと身体を捩った。自然な反応なのだが、そうされてしまうことに自分は愛されてないのだと彼女をいじめる。
「へー、逃げるんだー」
と歪んだ愛情を快楽として相手に染み込ませようと、汚く濡れた両手を彼女の2つの乳房に刺激を加える
「ああー、はぁーー、ゃっああっーーああぁーーー」
 ちょっとずつ感じてきたもう一人の私の身体をさらに高ぶらせ、私は自分と同じ気持ちよさを味わうんだと強引に彼女の快楽器官を揉んだ。乳房がじんじん痛くなるほど揉んで、その喘ぎ声が鳴き声に変わったところで、乳首の先を上に下に何回も往復して擦る。
「はぁあああ、いゃあああああ」
もう起きてしまっているのではないかというほどの鳴き声を上げて、彼女は大きく身体を捩らせる。しかし、私自身は手を休めず未だに触れていない彼女の陰核をとっておきに残しておいて乳首を攻める。そして、
「んんっ、んんんんぁ、んんんんぅぅ、ああああぁああっっ」
眠っているその唇に自分の唇でキスをして、唇にも快楽を染み込ませる。
「んんんっ、んんんんぃぃ、ああああああ、んんんぃんぅんんんんっ」
無意識で反応する彼女に、私は舌を侵入させていく自分と相手の2人分の舌が一つになり、快楽を脳に送り込む。彼女の快楽による反応は生娘のようで、その初めてのような何も感じられないキスでも私の心は満たされていく。相手からの感覚が一切ない“私の形をした人形”へのキス。
 彼女の乳首を一瞬だけ摘むと私の舌へと彼女自身の舌を押し付ける生理反応が返ってくる。
 彼女の脳内の快楽物質を増やしたところで私自身と同じ程度彼女の身体も濡れるようになった。彼女の陰核を私の人差し指で触ると、ドロっとした液体が人差し指にまとわり付く。陰核を擦って中指を膣内に入れる。それだけで、「ぁぁああッ、ああああっっッッアアーーー」
と彼女の咆哮が小さく私の耳に入る。キスを継続してまだ未踏の一番奥に指を入れて両方の手で抱きしめるように彼女の中を刺激する。
 それでも、彼女の意識は起きず時々生理的に示す快楽の声と舌や乳首に現れる快楽の反応のみを頼りに彼女をその快楽の中枢を私は責める。
「イキそうなの?」
と眠っているその女に声をかけて、返ってこない反応を楽しむ。きっと、彼女はイきたがっているに違いない。私の、胸の奥の疼きがそう訴える。鼻をくすぐる女の匂いや、赤く染まる肌、激しく鼓動する彼女の心臓と呼吸がそう訴える。
 膣内に埋めた人差し指、乳首を攻めている中指、彼女の咥内を責める私の舌で一気に刺激を送り、その女を絶頂に至らせる。
「んふむっんふっ、ふぁふぁガっああぁ、はああああああああぁぁぁぁぁぁああぁああァアァァアあああ、ぃぃああああィィィィイイイあああああぁぁっぁつぁっぁつあーーーー」
ガクガクと腰を痙攣させて彼女が絶頂する。その快楽を知らないままにイキ顔を晒して。それで満足したのか、また恍惚とした表情に戻り彼女は穏やかな寝息を立てる。私自身の人差し指を自分の口で舐め彼女の愛液を舌で味わう。意識がないせいなのかいつもより濃い味がする。
「うん、まずい」
べーっと舌を出してまずさを口から逃して、これからする行為のために彼女と私のパンツを脱ぎ脱がせる。
 布団の中に入り彼女の秘部に私の秘部を合わせる
「んんっ」
「……」
彼女の両手を私自身の乳房まで動かしてその指で私の2つの乳房を握らせる。
 私自身の身体を上下に動かして自分の陰核で相手の陰核を責める。意識の通っていない手が私の胸と乳首の先端を撫でて「あぁあっ」と私の口から声が漏れる。既に蕩けきった。頭で彼女の指から生まれる快楽に身を任せ彼女と私の結合部ではどちらとも分からない愛液がお互いの下腹部を濡らしていた。
 そのまま気持ちいい部分をこすりつけて動かない彼女の指で自分の胸の先を責めた。女性の指である彼女のそれは同じく女性の自分の指と全く同じはずなのだが感覚が通っていない分刺激として新鮮で、自分の胸を責められているような、でも相手のいない感覚に倒錯した気持ちがこみ上げてくる。
「あっ、はぁっ」
秘部と秘部でキスをするのはそのまま、私は分身を作成し彼女の頭を足で挟み込むようにもう一人の私の秘部を彼女の顔に上に乗せる。ドバドバと彼女と私の愛液が混ざり合ったものが付着した秘部そのままで私たちの愛液が彼女の顔に私の興奮した匂いとともにべったり付く。分身した私は彼女の口から出る息を秘部に感じて身体を震わせている。胸にある手を分身した私に任せて二人が跨る彼女の乳房を揉み先程自分が気持ちよかったのを真似てそれを弄る。
「があ、あああっあああ、あああっっががあがああ」
と秘部の下でくぐもった声を上げ彼女は身体の快感を表現する。私と分身した私は全く同じリズムで跨られている彼女の口と陰核を犯して、その手を私の唾液と愛液で汚れた乳房で汚し、分身二人して眠っているその二つの入口を快楽の味に染め上げた。秘部と秘部でキスする私の膣内に愛液が入り込めば、同じ量だけ唇と秘部でキスする分身の私から愛液が吹き出す。まるで私と分身の私の中で秘部同士が繋がっているような気がしてくる。何度とない擦り付けで感覚がマヒしたのか、秘部と唇でキスしている分身の私から彼女の唾液が私の秘部を通して彼女の膣に還っていくようにも感じる。私と分身の間に遮るものが何もないかのような出来事に私たちの頭は快楽で蕩けて分身と二人で手をつないで同時に絶頂しようと身体がシンクロして反応していた。
「「イク、イクイクイクっ、うぅ、っんん、いくのおおオオオオォオオオっっっっっんんんんっっ」」
 腰を前後に激しく振って身体が感じる快楽を分身と私二つの身体でめいいっぱい味わった。同時に潮を跨っている女性に「「シュバババッーーーーーー」」と浴びせ口と秘部に同じだけの力を与える。私も分身も絶頂で目がイってしまっていてぼーっとして何も考えてない様子だった。数秒遅れて跨られている彼女も潮を「ビューーーババババッッッ」と秘部から吹き出して、生暖かい感触に私は溺れそうになった。




後日談
「なんだろう、気持ちいい夢を見た気がする。何か知ってる?」
寝ている間の適度な運動でぼーっとしたような感じの彼女が起きた途端、そうやって話しかけて来た
「何の話、いやだなー何もしてないって」
と煙に巻くが
「あやしい」
ともう一人の私は勘が鋭い。
「明日になれば、思い出すって」
といったのは私記憶が統合されるからというのとそれまで黙っておこうというわがままだった。
訝しむ彼女の表情も明日までの期限付きなのだ。


腹の探り合い感を脇においての話でした。
感想お待ちしております。
バイバイ〜
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【 2018/05/02 14:49 】

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コメント
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スゴいですね
生温かさと 触感まで伝わる文章
指とよだれが 目に浮かんできました
キスだけで ここまでエロい作品に出会えたのは 生まれて初めてです
(なんか ちょっと嫉妬しちゃいました……)
ナルキッソスの天使 * URL [編集] 【 2018/05/02 20:59 】
--- そうですかね(*-∀-*) ---

長い間お待ちいただきまして大変感謝します。
愛と嫉妬とは表裏なものなので、ある意味ヤンデレな主人公の前半での心理描写後半ではさらに分身してのぬるぬる?した液体描写が気に入っています。
あくまでフィクションなので現実らしさも大事ですが楽しめるようにしてます。
これからもご贔屓にーm(_ _)m
18禁の明後日さん * URL [編集] 【 2018/05/02 21:14 】
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