先に言うと分身無いです。
「スマホでできるエロいプログラミング講座?」 スマホを見ていたところ、面白そうな広告が出ていた。 「やってみよー」 そう言って広告のアプリをインストールする。 「このアプリは性感開発または、初心者向けのプログラミング教材になっております?」 とアプリの説明には書いてある。 「ボードの左には色わけされたブロックと説明のようなものが書いてある」 ------------------------------------------------------------ 青【処理:〇〇ならば】if 赤『処理:繰り返し回数』for ピンク[出力:快楽値]print オレンジ〈絶頂:強さ:性感帯〉return ------------------------------------------------------------ 試しにオレンジをボードに移動させ初期値を入力する。 □〈絶頂:弱い:股間〉return 途端に股間にじんわりとした快感が集まり、私は一秒と経たずに軽くイッてしまった。 「あれ、これっ、本物?」 じんわりとにじむ汗が今実際に快感が走ったことを物語っている。 「今度は……」 □【〈絶頂:弱い:股間〉return:10秒経ったら】if 実行すると十秒後に先ほどと同じ快感が股間にあふれてきた。 「すごい……、じゃあ」 □『【〈絶頂:弱い:股間〉return:1秒経ったら】if :10回』for 「あっああっ」 一秒ごとに股間に軽い刺激が走った。股間から弾けていった快感が脳を何回も襲う。頭の中をスパークが飛び跳ねて、やっとそれは終わった。 「すごい……、これ……、この出力ってなんなんだろ?」 □ [出力:40%]print 実行すると快楽値の部分が40%に変わった。 「40%くらいの快楽ってことなのかな?」 試しに履歴から先程の機能を実行してみる □『【〈絶頂:弱い:股間〉return:1秒経ったら】if :10回』for 「あっまたっ……何回もイッちゃう……っ」 一秒ごとに軽い絶頂を感じ、股間はすでにぬるぬると濡れてしまっていた。 履歴から出力を選ぶと □ [出力:60%]print 数字が変わっていた。 「さっきよりも、気持ちよくなってるんだ……、これ百回くらいイッてみてもいいかな?」 私はそう思って □『【〈絶頂:弱い:股間〉return:0.1秒経ったら】if :100回』for とボードを書き換え実行する。 途端に股間で小さな花火が何回も弾けて小刻みに何回も何回も身体がイッてしまう 「あっあっあああっ、あっまたまた、ああぁっっんんっ」 身体を大きくくねらせ、十秒があっというまに終わる。股間には百回分の絶頂の余韻がうっすらと残っている。 「これ、気持ちいい……」 すっかり気に入ってしまったので他にもなにかできないか考えてみる。 「これ面白いかも」 □【〈絶頂:弱い:乳首〉return:まばたきをしたら】if 実行を押すとまばたきをするたびに乳首が軽く絶頂してしまう。 「あ……、っん……、ぅん……」 乳首を高速でこすられて快感が溢れているかのように何もしていないのに乳首が絶頂する。継続的なプログラミングなので、実行の下の終了を押してプログラムを終わらせる。 「はぁっはぁっ」 息を整え次の処理を作る。 「次は……」 □【『【〈絶頂:弱い:股間〉return:0.05秒経ったら】if :100回』for:指で股間をなでると】if こうすることで股間を指で撫でるだけで100回分の絶頂を味わうことになる。 指でショーツの上から股間を撫でる。その瞬間100回の絶頂が五秒の間股間で続いて、また軽く股間を撫でると100回の絶頂が股間から溢れてきた。 一回、二回とさらに指で撫でていき最後には股間を何度も往復して擦るようになった。 「あっ、あっ、あっ、イクイクっ、いくいくいくっ…………ぁっ」 すごく気持ちよかったので出力を出してみる。 □ [出力:100%]print やっぱり一番気持ちいい状態なので、気持ちよさも100%を指している。 □ 【イケない:出力が100%ならば】if 気になって処理をボードに書いてみた。別タブを開いてそちらで実行してみる。試しに股間を指で撫でる。 「あれっ、イケない」 弱い快感のようなものは感じるが、イクことができない。 しばらくすると、また 「あっ、イクっ、んんんっ」 股間で100回分のスパークが弾けた。 出力を確認すると □ [出力:99%]print 快感が99%になっていた。 「あっ、あっ、イクイクっ、またイクっ……」 股間を何度も何度も指で往復する。100回の絶頂が五秒で来て、次の100回の絶頂が前の絶頂と重なってまた来る。 でも、しばらくするとまたジリジリと焼くようなイク直前の快感が股間を満たしていく。 「あっ、またっ、イケないっ、もっとイきたいのにーーっ……」 □【『【〈絶頂:弱い:乳首〉return:0.05秒経ったら】if :100回』for:指で乳首をなでると】if また別タブでプログラムを実行して、今度は乳首を撫でていく。でも、イケないと書いてあるプログラムのせいでイクことができない。 乳首で寸止めを何度も感じて、股間でも寸止めを何度も感じるが、それ以上の最後の絶頂を感じることができない。 「あっ、あっ、イケないのっ、んっ、あっ……、っっ」 寸止めをある程度味わった後にイケないと書いたプログラムを停止して、再び股間と乳首を撫でた。 「あっ、イクっ、イクっ、あぁああああっっっ…………」 腰を何度もがくがくと震わせてイッてしまう。待ちわびたように、何度も何度も股間を擦り、乳首をつねるようにこねてイク。両手で交互に乳首を擦るとどちらの乳首もこすった瞬間に100回分の絶頂を発生させて、脳に快感を何度も送る。 「あっ、両方からっ、くる、んっ……」 何度もイッたあと新しいプログラムを書く。 □ 【『絶頂:強い:脳〉return:100回』for:頭の中でイクと思うと】if こうすると、頭の中でイクと思った瞬間 「あっあっ、“イク”っ、あっああああっ、“イク”あああああああぁぁぁあぁぁ…………んっ」 イクと思うことで脳が快感を発しイッてしまう。さらに“イク”を認識して、更にイッてしまうというループが始まっていた。 (“イク”っああああ、また、“イク”っ、んんんっ“イク”“イク”“イッちゃう”…………) 脳で快楽を生み出し、また脳がそれを感じることで、さらなる快楽を生み出していく。何回も何百回もイッてしまい、最後には失神して、ようやく絶頂は終わる。 「はぁはぁ、疲れた」 大の字に横になって私は眠ってしまった。 続く
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