ずいぶん間が空きました、すみません
続きです。 分身少女同士の絡みはそんなにないので、また別の話で書けたらと思います。 それではどうそ〜 俺の目の前には、お互いへ敵意を向けた二人の瞳たちがいた。牙を剥き出しにしたライオンのように今にも噛み付きそうだ。俺は今にも喧嘩をはじめそうな二人を止めようとして、二人の瞳の肩に手を置いた。その手に気づいてこちらを一瞥した瞳たちは俺の肩と腹に手を押し付け、二人とも全力で俺を後ろに押し倒した。 「ガァッ」 椅子に頭をぶつけて目の前が真っ白になっていた。 「ねぇ、(俺)がわたしのこと好きだったらさ、わたしも同じくらい(俺)ことが好き」 「もう一人の自分が嫌いなのと、同じくらい(俺)が好き」 俺は頭を押さえながら瞳たちが倒れている俺の上に覆いかぶさってくるのを見る。 「(俺)が気持ちよさそうにしてるの見ると、どうでもよくなってくるんだ」 「私が二人いても気にならないんだ」 「「だから、ちょっと動かないでね」」 瞳たちが言うと、俺の顔に一方が顔をかぶせて、もう一人の瞳が俺のズボンを脱がしにかかる。 「ちょ、ちょっと待ってくれ、ううっ、んんっ、うぁっ、ぁあ、待てって、っあ、んっ、んんっ」 上の瞳は俺の顔にキスを始めた。下にいる瞳はズボンをずらして充分に大きいそれを手で扱きだす。いつもは分身なんか使わずにするから両方とも瞳が俺にしているという状況に頭が混乱していた。俺が射精しそうになるとその反応を察して棒を扱くのを弱める。時々唇で鈴口を舐めその度にゾクッとした感覚が襲って来る。 「なっ、やめろって、んんっ、ぅう、んっ、ふっ、うっ、んん」 上の瞳とのキスは続いていた。上の瞳も俺の弱点を知っているので自分の胸を押し付けながら俺の顔を自分に引き寄せて、舌を俺の口へ遠慮なく突き込んでくる。 目の前に瞳の蕩けた顔があるというだけでもドキドキするのに、もう一人の方がその興奮をギリギリで保ってイカせてくれなかった。衝動に負けてこれまで耐えていた瞳の体に触れることを体が抑えきれなくなったというとき、乗っていた観覧車が降りる位置にまで来てしまっていた。 「ああー」「まだ続けたいのに」 降りる位置になり瞳たちはつまらなそうな顔をして先に降りてしまった。俺は急いで自分の服を整え先に降りた瞳たちの後を追いかけた。 「ああー、(俺)がどっちかはっきりしないから、なんか白けてきた」 「そうそう、(俺)がどっちのわたしが好きか決めてくれないと折り合いつかないじゃん」 さっきの騒動でお互いの気持ちに納得がいったのか、また瞳たちは仲良くし始めた。だが俺にいたずらをしなければ気がすまないのは変わらないらしい。 「そうだ、この後何もないから、このままホテル行こう!」 「そうそう、なんかモヤモヤしてんの収まらないから、(俺)も連れてって」 「「じゃないと、デートじゃないって」」 俺は勝手に進められていく瞳たちだけの会話に言葉を挟むことなく、この後の予定を決められてしまう。瞳は逃げられないように俺の手を固く握りいつも使っているラブホまで強制的に連行される。 部屋に入るとムードとか関係なく押し倒されそうな感じだなと恐怖を感じて、いつもどうりではいられなかった。いつもは瞳が分身したりはしないので三人で入ると部屋に他人が居るようで足音を聞くとドキっとする。どちらが先にシャワーを浴びるかで俺が先に入ることになり、瞳たちはお互いの裸を見ているとイライラするとの理由で別々にシャワーを浴びた。もうどちらが本体かなど見分けの付けようがないほど分身していたため俺は瞳たちの区別が付いていなかった。一方がシャワーに入った瞬間に、瞳が俺の方に抱きついてきて、俺は驚いた。もう一方の瞳が本物だったら、これは浮気じゃないのかと言われそうだからだ。だが、思っていた事と違い、瞳はそれ以上は何もしてこなかった。 ベットにいる瞳とは違う方が帰ってきて、早速俺を独り占めしていた瞳に説教をし始めた。俺に謝りつつ俺の隣にいた瞳がシャワーを浴びに行く。戻ってきた方の瞳は先程説教した内容など忘れて蕩けた顔で俺にキスをしようとする。シャワーの方の瞳からは一人で身体を慰めているのか水の音に混じって喘ぎ声が小さく聴こえてくる。 俺は二人を相手にしなければならないという状況に困惑して頭では逃げ出した気持ちだった。だが身体は言うことを聞かず俺の身体を弄る瞳の前から動けないでいた。 唇と唇が触れて彼女の小さな舌が俺の中に入ってくる俺の舌と瞳の舌が触れるたびに頭がボーとしてくる。瞳は服を脱ぎ、身体を俺に付けてそのすべすべした肌を俺に感じられるようにする。勃起した肉棒も瞳に当たり彼女の舌が一瞬ビクッとなったが、その後さらにとろけた表情で俺にキスをしてきた。 瞳と興奮を高めている時、もう一人の瞳もシャワーから上がってきた。当然体には何も身につけていない。キスをする瞳に隠れてもう一人の表情は分からないが、 「我ながら、手が早いんだから」 と呆れたような声を出して俺に近づいてくるのが見えた。 もう一人の瞳もシャワーの中で自慰をしていたらしく息遣いが荒い。俺の体に舌を這わせて腹や乳首の周りを念入りに舐めてくる。俺は二人の同時攻撃に体が溶けてくる気がして、瞳を触りたくてたまらなくなった。俺の手が瞳の身体を這っていくキスをする瞳は自分の体に感じる俺の手に酔い、その後ろの瞳は自分の分身の体に這う手を見つめて、瞳自身と同じ形の体に自分を重ねて自分が愛撫されているような快感を感じていた。 「はぁ〜、もうあたしの中ドロドロになってきた。」 「うんっ(俺)のこれいれて欲しい」 そう言いながら、後ろの瞳は俺の肉棒を優しく扱きだした。自分のそれに加えられた刺激で興奮は一気に高まり、キスをする瞳に感じさせる刺激も力を増していく。 「あぁ、ぅん、っっあ、ああッ、(俺)の手で乳首ももっと触ってぇ、」 「こっちの瞳の身体がさ、割れ目からドロドロのが溢れてる。あたしも同じくらいきもちいよビクビクしてるの一緒にビクビクしてるっ」 後ろの瞳は自分の体に触りたいのを堪えて俺の身体に奉仕してくる。時々フェラで俺の肉棒を咥えて、俺がもう我慢できないほどイキそうになると、根元を押さえて射精できないようにする。その度に我慢汁が肉棒の先に溢れて、それを瞳が舐めとる。 このままでは瞳の中に出せずにイってしまいそうなので、瞳に言った。 「瞳」 「何っ」 「お前らのやってるとこ見せて」 瞳はええーという顔をしたが 「しょうがないなー」 とハニカミ俺をどけてベットを自分たちで占領した。 瞳たち二人は、お互いの体を密着させて相手の手と自分の手を組んでいた。 「いつも、してるから」 「(俺)に見せるのは恥ずかしいけど…」 と二人は言い自分自身にキスをする。 「わたしの身体すべすべする〜」 「そうだよね、ビクンって体がぶつかってくる。」 瞳はお互いが蕩けた顔になっているのを見て触れ合っている部分から電気が走ってくるのを感じているようだった。長いキスが終わると自分自身の割れ目を相手のものと重ね合わせて、同じリズムで股間を擦りだした。 「あっ、ははぁっ、ああぅ、いぁ、あぅ、んん、んんぅ、あっんっ…」 「はっ、うぅ、んんっ、ああぅ、あっあん、ぅあ、いぁ、あんっ、あっんっ…」 同じ自分同士だからか全く同じペースでお互いの恥ずかしい部分を押し付け合う、出てくる喘ぎ声も、徐々に、シンクロし始め同じ人物が計ったように同じ声を上げているように感じる。 「いやっ、これ、ぁあ、気持ちいぃ、んぁ、はぁん…」 「自分とこれ、いつもやってる、のに、ぃん、はぁ、ああっ、あそこから、ぁぁ、びりびりって、気持ちいいのきちゃう、ぅぅん、んんっ、くるのっー、あぁん、んんっ…」 瞳たちはもっと興奮したいのか、自分で胸や乳首の先を触りだした。喘ぎ声がもっと激しくなる。 「いやぁ、これ、気持ちいい、ぃい、あっんんっ、もっと、気持ちいい、ぃぃん、ぁあ、あんっ…」 「あんっ、まるで、ぇえ、わたし、に、触られてるぅ、みたいっ、ぁあ、ああんっ…」 お互いが自分の手による刺激を相手からのものと勘違いするほど、二人は頭が真っ白になっていた。腰を打ち付ける相手からの快感と自分の胸への愛撫が混ざりさらに激しい快感に変わっていた。そのまま瞳たちは腰を動かすスピードを上げ割れ目の陰核からくる刺激に嬌声を上げ、もう少しでイってしまいそうだ。 「あぁん、イク、イク、イクっ、ぅん、ああああぁ、あっっ、イクっぅんんんあーーーー」 「ああん、イク、イっちゃうぅ、ぁぁあ、っっんぅ、イクぅ、ああっ、イクぅんんんああああーーーー」 激しく腰をビクビク震わせて二人が繋がっているときは一緒にお互いの感触を感じて、離れているときは強く相手の体に戻ろうとあそこをぶつけて、俺に見られながらの絶頂を味わっている。 続けて瞳たちは69の体勢に体を移動させて十分に濡れ敏感になった陰核を舌で舐め始めた。両方の瞳がもっと舐められたいと腰を相手に向けて振り、舌を使って性器の周辺を丹念に舐めている。性感帯の場所も同じなので一方が相手の気持ちいいところを舐めると相手も同時に同じところを舐めてくる。快感がお互いの体の中をループしているようで瞳たちは混乱しているみたいだ。下の瞳が相手の乳首を弄ると上の瞳も同じく下の瞳の乳首を弄ってくる。いつもとは違って人から触られる感触はするが、大きさも形も自分と同じ手なため自分の触っている感触だけが抜けているように瞳は感じていた。 二人は自分自身の割れ目と陰核を舌で撫で口に含み、耐えられない程の快感に腰を何度も振っていた。割れ目から液体がとめどなく溢れてくるようになると二人とも、二回目の絶頂を味わっていた。 「イクっ、ぅっっんん、あんっっ、んんっ」 「イっイクっ、あんっ、ぅんぅんっっ、んんっ」 ビクンビクンと二人の身体が痙攣してそれが治まってくると相手に体を預けて、動かなくなっていた。 俺が二人の体を触っていくと腕や背中を触られるだけで、二人は敏感に反応し小さく声を漏らす。 「ぅん、ぁぁ、んんっっ」「ぁ、ぃぃ、んんっ、っっ、」 俺は瞳たちの一人を仰向けに寝転ばせ、キスをする。その瞳は顔を蕩けさせて、全身を火照らせていた。 「ああん、気持ちいいぃ、んぅ、んんっ」 視線をもう一人の方に移すと、そっちの瞳は俺の後ろに回り込むと怒張する肉棒を柔らかい指で扱き出した。俺は手でその刺激を抑えようとするが、キスをしていた瞳の手が下半身に向かう俺の手を自分の胸に誘導して、そのまま俺の手ごと自分の胸を触り始めた。 前と後ろから、瞳の甘い声が聞こえてどこかへ逃れようにも、挟まれている俺は全く動けそうになかった。 「ねぇ、どっちのわたしに入れたい?」 「どっちのアソコも同じくらい濡れてるのっ」 前に行っても後ろに行っても、瞳の肌の感触がする。俺は前と後ろの瞳から身体全体を撫でられて、いつ出してもおかしくないほどだった。 目の前の瞳に肉棒を入れる、肉棒が中に入るほどにドロドロに濡れた割れ目の中の感触が俺に伝わって来る。 「そっちのわたしか、じゃあ」 と言い後ろにいた瞳が挿入されている瞳の陰核と乳首を弄り出す。 「はぁっ、んんっ」 瞳は喘ぎを増して、ゆっくりと腰を振り始める。 「ぁあん、もう一人のわたし、弱いとこばっかりするから、ぁぁん、あっあぅぅ、」 目の前の瞳は動かしにくそうに俺の体や乳首に指を這わせる。時々思い出したようにキスをして腰がぶつかることで生まれる快感と一緒に頭が真っ白になっていった。 「あぁ、イク、わたしの中で(俺)のがいっぱいになって、もう一人のわたしの指も気持ちいいぃのっ」 前の瞳が、腰を振ってイクっ、イクっ、と叫んでいる。俺も瞳の中で果てようと勢いに任せて瞳の一番奥に肉棒を突き立てる。 「ああぁ、んんぅ、あー、あぁー、イクっ、イクっ、もうイっちゃう、イクッ、イクッッ、アアアアァアアーーーー」 ビクン、ビクンと痙攣する瞳の中で俺も中に溜まっていた物をすべて吐き出した。 後ろの瞳は俺の体を優しく撫で、前にいる瞳は悩ましげな声をあげて時々思い出したようにビクビクと腰を震わせる。 「気持ちよかったよ」 と後ろの瞳が言い 「うん、気持ちよかった」 と前の瞳が言った。 「仲直りしたのか?」 と聞くとどちらからも「元からケンカしてないし」 と生意気な返事が返ってきた。 「「まだ、やる」」 と両方から俺に寄ってきて誘惑する。 「ほどほどにな」 といい、二人の瞳と残りの時間をゆっくり過ごした。 コメントは下のに書き込んでもらえればと思います。 ではまた〜
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