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同僚だった男に勝手に分身させられた件
こちらは、こもりがちな女の子と場違いな男(空気)の話


 薄暗い部屋、カーテンは閉まったままで電球もオレンジ色の豆電球しか点いていない。部屋のベッドの向かいにはパソコンとデスクがあってサイズとしてはでかいペンタブもパソコンにくっついていた。パソコンの隣にはベッドが置いてあり、身長160cmほどの女が眠っていた。女はもぞもぞとしながら起き上がり、ベッドに広がったストレートにしては長すぎる髪をゴムで束ねて、玄関の近くの冷蔵庫、中にはいっている清涼飲料をコップで飲む。頭をカリカリと掻きながら、シャワーに向かいシャワー室でお湯を使い身体を洗い流す。胸も平均的に育ちCとDの間くらいだと彼女は思っている。
 彼女の名前は米倉緋衣子(よねくらひいこ)、職業はグラフィッカー、エッチな方向性のゲーム会社に絵を納品している。絵のうまいだが緋衣子だが年中仕事があるわけではない。幸い女である緋衣子はネットで絵の配信をして視聴者からもらったお金で多少なりとも生活できているのだ。
 シャワーを終え髪をドライヤーで乾かして、緋衣子はまたベッドまで戻ってきた。テーブルの上のメガネを付けて身体を拭いて一休みすると、パソコンの前に移動する。
 緋衣子が今描いているものは女性のエルフだ。線画を終えて色塗りをしている。エルフはお姉さん風で胸は巨乳、おしりのサイズも通常よりも大きく緋衣子は描いていた。ミニスカートは小さすぎてお尻を隠せていないし、パンツは紺で布地はお尻の六分の一も隠せていない。それでいてエルフのお姉さんの顔はパンツとお尻を下から見られていることに恥ずかしさを爆発させた顔をしているのだ。緋衣子はこんな絵を普段から描いている。今は朝なので配信はしていないのだが夜になると1000人ほどは緋衣子のお絵かき配信を見に来るようだ。緋衣子の描いているエルフの腰は骨の形を残しつつなだらかな曲線を描き、絵の四分の一を占めるお尻の膨らみは男性であれば必ず性的な反応をしめすほどの大きさだった。
「ふへぇ、かわいいなぁ、エルフのお姉さん」
 緋衣子は若干理性を失いながらも右手でペンを左手でコマンドを触り作業を進めていく。前にいつ美容室まで行ったのかというほど肩から腰までの半分ほどに伸びた髪は、ゴムで止めなければすぐ身体の前方へと垂れて来てしまう。お尻の大きなエルフを描いている緋衣子はウキウキしているようで、髪の束の先がちょんちょんと跳ねている。そこから小一時間ほど作業を続けて、緋衣子は八割ほどの塗を終える。疲れからか休みたくなりベッドでまた小一時間ほど眠った。日が傾く時間になり、緋衣子は小さくチッと舌打ちを鳴らす。お金のためだが配信もやっている自分として雑魚の視聴者にあーだこーだ言われるのが緋衣子は毎回キレそうになりながら、その場をやり過ごしていたからだ。食料を近くのコンビニまで買いに行き、帰ってきて買ってきたものを食べると、配信の十分前となってしまった。作業の進捗を動画ライブの説明欄に書き加え、緋衣子は「キレるなキレるなキレるな」と自分に言い聞かせる。
 マイクをセットし、スクリーンショットでライブに画面を映す。ライブ動画のコメント欄には「進んだ進んだ!」「俺が描いたほうがいい」「いい尻」「結婚して」など思い思いのコメントが流れていた。
 お姉さんエルフの絵は塗りの終盤の状態で、レイヤー分けしたエフェクトの部分にキラキラやもわもわしたエロチックなものを描き加えていく。30分ほどして絵は完成して、動画のコメントには質問やお疲れと苦労をねぎらう言葉が流れていく。質問の中には「エッチな絵を描くにはどうすればいいですか?」だったり「エロく見せるにはどうすればいいですか?」だったりざっくりとした質問が来たりする。緋衣子はその一つ一つに丁寧に答えていったが、そのうち飽きてしまってライブ動画の配信を終了した。
「今日も疲れた」
 オフレコなのをいいことに緋衣子は愚痴をこぼした。
 次の日、緋衣子のマンションの扉がどんどんと叩かれる音で緋衣子は目覚めた。
「何っ、うるさいわね」
 インターホンから誰がいるのか見てみると以前同じ職場だった知り合いが玄関に立っていた。インターホン越しに話しかけてみる。
「なんの用?」
玄関に立っている男は言った。
「ちょっと、寮追い出されて、しばらく止めてくれない?」
「なんでうちに、他にも泊まるとこあるでしょ?」
「いいじゃんな他に行くとこないんだよ!」
帰ってほしいが帰るとこがないらしい。面倒くさいが中に入れることにした。何かあったら焼こう。消し炭にしよう。
 あまりスペースがない家に背が高い頭の良さそうなだが、人によく騙されそうな顔の男が座っていた。
速見コウ、エロゲーのシナリオライター、緋衣子より一年早く入社して一年早く会社を辞めていった。三年ほど一緒に働いている。おごってもらった恩などもあり、無下にはできない人物だ。
「なんの用?」
そう緋衣子が聴くとコウは
「泊めて?」
と言ってきた。
「床で寝てね」
と冷たく返事をして、緋衣子は新しく絵の下書きを描き始める。
カリ、カリ、サッ、サッ
 ペンタブを擦る音が唯一の音になり部屋の中は静かな時間がすぎる。コウは
「しばらく出かける」
と言って持ってきた荷物の中から銭湯にいく道具を出して、部屋を出ていった。
 しばらくすると、コウは帰ってきて
「ちょっと手伝ってくれ!」
と言ってきた。
「燃やすか?」
と小声でつぶやいてから
「何手伝うの?」
と緋衣子はコウに返事をする。緋衣子はコウの近くまで行きコウは
「シナリオを書いているときにな」
「うん」
「ふと気になったんだが、俺の書いているシナリオは現実では起こらないようなことばかりを書いてるわけだ」
「うん」
「そこで、いくつかこれは俺には書けないってシチュエーションをピックアップしてみたんだが」
「うん」
「その中に分身ものってのがあってな」
「うん?」
「俺はこの前会社を首になって寮から追い出されたんだが……」
「大変」
「夜に橋荷つったって呆けていたら、異世界の俺的なのが現れて」
「うん??」
「気づいたら俺には、異世界の俺の力が発動できるようになっていたんだ」
「そう」
ということは、コウは何か変な目的でこの家にきたんだろうか?
「じゃあ、ここにいるのって」
「ああ、シナリオの参考にお前に分身ものを味あわせてやろうと」
「帰ってください!!」
 緋衣子は、遠慮なくコウを玄関まで押しやり、あっという間に扉の向こう側にコウの身体を押し込んだ。
「まて、俺は宿無しなんだ! なっ、待て! 待ってくれ!」
「燃やすぞ」
と威勢を張った緋衣子だが、コウの顔が青くなるのを見てコウを家の中に戻すことにした。
 再び緋衣子の家の床に座るコウ
「じゃあここに目を閉じて立っていてくれ」
との声に無言で緋衣子は従う。
「異世界の俺っ、力を貸してくれ」
とコウが言うと緋衣子の額から光が溢れて、緋衣子自身の身体が二重にぼやけていった。緋衣子が目を開くと二重になっている自分の腕や身体が見え
「ひぃっ」
と小さく叫んでしまう。
 時間が経つと緋衣子の立っていた位置が右の緋衣子は元の位置から右側に左の緋衣子は元の位置から左側にずれていった。緋衣子は自由になった身体で周りを見回し、自分と同じ顔の存在に気づく。
「はぁ、何? 私ぃ」
「なんであんたがそういうの、私っ」
見れば見るほど似ていると感じてしまう。お互いの同一存在に緋衣子は興味津津だった。
「ふっふっ、これが異世界の俺がいた場所で使われていた魔法。村の便利屋魔法使いだった異世界の俺はこの魔法で村の手助けをしていたんだ。これを使えば洗濯とお使い同時にできるしな」
(じゃあ、こんなことしなくてもいいのでは)と緋衣子は思ったが、目の前の自分に似た存在を見つめる目は輝いていて、コウの話などどうでもいいと思っていそうな様子だった。
「つぎは……」
「何、これ以上なにかしろって?」
「あんた、泊めさせてもらってて、立場をわきまえなさい!」
緋衣子は二人に増えてそうそう自分との抜群のコンビネーションで居候のライターをとっちめた。
「まだ、やることがある。エロゲーシナリオに必須のもの“性行為”それ以外にやることなんてないだろ!」
 そこまで言うと、緋衣子二人は恥ずかしい気持ちになり同時に頬が紅くなった。
「そっちの緋衣子はシャツを上げてベッドに倒れこんで、こっちの緋衣子は倒れたほうに覆いかぶさるようにシャツの中に手をいれて」
「「えー、ったく面倒くさい」」
「シナリオのためだ頼む!」
嫌だなと思いながら緋衣子は言われたとおりに動いた。一方がベッドに倒れて、もう一方が上から覆いかぶさるように動き、下になっている緋衣子のシャツの中に手を入れる。
「あっ、いっ」
 シャツの中に手を突っ込まれた緋衣子は片割れの手の感触に声を出してしまい、自分の形の手であることを再確認していく。
「そのまま緋衣子の胸をブラジャーの上から揉む、で太ももにも左手で触る」
 コウの言葉通りに攻める緋衣子は動く。眼の前の女は自分であり反応そのものもいつもの自分のもの、変な罪悪感を感じ呼吸が高まっていく。緋衣子はブラジャーの上から胸を揉み、感じて逃げようとする片割れの太ももを撫でやすい位置に移動させ、積極的に撫でる。
「うっ、うっ、いっ、いひぃ、ああ、なんか変な感じする!? 変だよぉ!」
攻められている緋衣子はそうコウに訴え、だが当のコウは動じない様子だった。攻めている緋衣子はコウからの指示なしに片割れの胸を感じるように揉み、太ももから秘所の敏感なところまでをズボンの上から丁寧に擦る。
 十分に高ぶってきたところで、攻めている緋衣子は片割れのズボンの中に手を入れ、湿っているショーツの上から敏感な部分を擦った。
「ひぃぃ、ふぁっ、ぁぁ、ぃひぃ、っっ」
 身体が強張り、攻められている緋衣子は恥ずかしさと気持ちよさで目から涙が出てくる。自分の身体を一番知っている人間からの攻めで緋衣子のショーツの中は爆発しそうなほど気持ちよくなっていた。
 攻めている緋衣子は徐々に感じられる秘所から出る液体とそこからの匂いに頭がボーッとし始めていた。指で触れているショーツからはそこを撫でるほどに液体が出てきて、右手で撫でている胸も先端が硬く尖り始めている。自分自身の肢体に緋衣子は興奮し始めていた。
 攻められている緋衣子の身体は「ひぃ」だとか「んぁっ」だとかの声が出るのに合わせてびくっぎゅっと身体を捻っている。自分に愛撫されているという手と性感帯の相性の良さが予想以上に身体を紅潮させ、相手の手が触れている皮膚を敏感にしていく。
 攻めている緋衣子は攻められている緋衣子の顔を見るしかないが、すでにそれは平常時とは違って、性感帯からの快感に頬は上気し、目はとろんとして、唇はへの字に変化していた。時々思い出したように「はぁっ」「あぁん」「うぅぃえへ」と艶っぽい声を出し性交渉の相手を誘惑している。
 情景を見ていたコウは緋衣子に言った。
「そろそろ、下半身の服を脱がしてお前のそれを舐めるんだ」
まじエロゲーシチュだなと緋衣子は思ったが言われたとおりに片割れの自分のズボンを脱がし、濡れて引っ付いているショーツを脱がし、行為に邪魔なものを取っ払った。普段描いている分、見慣れて入るもののそんなに見ることは多くない女性の下半身、ビクビクとヒクついている秘所や周りの陰毛、足の付根やおへそまでの皮膚などもフェチの緋衣子にはたまらないものだった。見ているものが自分のものだと思うと背徳感は鍋を煮るようにグツグツ湧いてきて、その秘所がヒクつく度にゾワッと背筋をなぞる。
「他の誰でもないお前自身のだから遠慮なくしゃぶれ!」
とコウは言う。
 緋衣子自身も乳首が硬くなってしまったことを自覚して、それでも愛液の酸っぱい匂いのするそこに徐々に顔を近づけていく。舌が秘所に達した瞬間まるで自分自身の同じ場所も舐められているような錯覚を緋衣子は感じて、幼稚ながら片割れが気持ちよくなるように縦筋に沿って小さな舌を走らせる。舌からは酸っぱいし微妙に甘い粘つく愛液が感じられる。鼻から空気を吸う度に秘所からの興奮した女の匂いが肺に供給され、自分も頭が真っ白になっていく。
 舌で舐めると「ひぃ」「ひゃっ」とかわいい声を上げ、秘所で舐めている緋衣子の顔を突き上げてくる。ベトベトのそこを鼻や鼻筋に付けられ緋衣子はどきどきしてしまう。音を立てて吸えるほどまで分泌された愛液をずっーずずっーと吸うと攻められている緋衣子の顔の方から「やめてぇっ」と腹に爆弾を抱えて泣きそうになっている声、更に猫撫で声で言われ攻めている緋衣子の心臓はどきどきでどうしようもないほどになっていた。緋衣子は舌で片割れの秘豆を転がす。緋衣子自身もそこを舐められているような感覚が同じ部分に走り声が漏れそうになる。
「んんっ、んむっーーー……、ぁああひぃぃーー……」
と片割れは声を上げビクンビクンと何度も腰を跳ねさせる。
「攻め手を増やすか」
とコウが言うと緋衣子が二人しかいなかった空間にさらに二人増え合計四人の緋衣子がベッドを囲むことになった。
「「増えた?」」
 片割れを攻めている緋衣子の記憶を持った新しい緋衣子二人は攻めている緋衣子の思考を察し、攻められている片割れの緋衣子の上半身を脱がせ、2つの硬くなった乳首の先端に喰い付いた。
「あっあっ、ああああっっ、んんんんぐぅ、むっ、いいぃぃぃいいーー」
更に2つ増えた刺激に攻められている緋衣子は叫び声を上げ、攻めている三人の緋衣子は更に頭がとろけていく。秘豆を責める緋衣子は甘くなってきた愛液を感じ、乳首の先端を口に含む緋衣子は汗とわずかに感じる独特の濃いバターのような味のそこに唾液を付けて吸ったり舌でいじめたりする。
 乳首につく緋衣子二人はお互いによりこの身体を気持ちよくさせようと競い、我先にと乳首に刺激を加える。片割れの攻められている緋衣子は2つの乳首からのランダムな刺激に腰を振って声を上げ、その気持ちよさを全身で表していた。秘豆を舐める緋衣子は新たに増えた二人の女の尻に挟まれその股の匂いと汗の匂いの混じった匂いを両サイドから浴びせられ、緋衣子の興奮は最高潮に達しているようだった。乳首を2つ舐められる刺激が染み渡り片割れの攻められている緋衣子の秘所からの液体は量を増し、匂いも味も濃くなっていく。どろどろ口に残るのに甘く感じてきて、秘所のビクビクは7秒に一回ほどのペースで動いてしまうほどだ。
 秘豆を舐めている緋衣子が秘所の蜜壺の方を舐め始め、とろとろのそこの奥の方に向かって舌を伸ばす。きゅっきゅっと肉壁が舌を締め付けて、壁についている液体が舌と唇に溢れてくる。秘所と秘豆を舐めている緋衣子は興奮に負けて緋衣子自身の身体の秘所に手を伸ばす。自分の愛液が溢れてきそうになっているそこに両手を伸ばし、右手の人差指を中に付き入れた。
「はぁぁぁんっ」
 発情した吐息が感じている緋衣子の秘所を刺激し、ビクビクっと秘所が震える。緋衣子自身が感じる声が漏れながらも緋衣子は緋衣子の秘所に更に舌を這わせた。
 乳首を口に含む緋衣子二人は右側は左手、左側は右手を使って、緋衣子の腹と胴を撫でる。ときに別々にときに重なった2つの手を同時に使って緋衣子身体をそのゾクゾクする部分を狙ったかのように攻撃する。こちらも絶妙なコンビネーションで、感じる部分に的確に手を移動させていく。反対側の手では、抑えきれなくなった秘所の愛液を啜る緋衣子と同じように、自らの快感の源泉に指を移動させた。右の緋衣子と左の緋衣子が同時に自分の秘所に指を入れ、親指で秘豆を擦り始める。
「「あああっっ、ぅぅんーーー、んんぃぃひぃぃぃっっーー」」
 全く同じ鏡写しで自分の同じ部分に指を這わせる二人、二人の緋衣子は手をつないで快感に耐えながら自らの秘所を弄る。快感に跳ねるのも同時、緋衣子の乳首を口に含むのも同時、快感をさらに感じようと自らの秘所の指のストロークを早めるのも同時だった。自分の快楽目的に行動し始めた緋衣子たちにコウは指示を加える。
「上の二人の緋衣子はそのままお互いの秘所を攻めろ、だが先にイってはいけないからな!」
「「うぅー、わかったっ」」
 乳首を舐めていた二人の緋衣子はベッドの上でお互いに向き直り、相手のすでにとろとろの秘所に指を挿入する。反対側の手は相手の胸を揉み顔と顔同士でキスをする。
「「んんぅ、ふむぐっ、うううんんくちゅっ」」
 鏡で写したようにそっくりな二人が、自分を愛撫するように相手の気持ちいいところを責める。その刺激はそっくりそのまま自分にも帰ってきて、胸と秘所からの快感で相手への愛撫に集中できない。弱まったりまた強まったりする攻撃で二人はいつまでもイクことができず、快楽絶頂への寸止めを繰り返す。二人のキスから漏れた唾液がさっきまで乳首を舐められていた緋衣子の胸に落ちてきて、敏感な部分を唾液が濡らしていく。
「ひゃんっ」
と甘い声が漏れその緋衣子の秘所に顔を埋めていた緋衣子はどろどろの液体に濡れた股間を顔に擦り付けられる。べたべたなそこの感触に緋衣子の秘所はビクビクと痙攣しそこに入っていた自分の指を締め付けてしまう。
 部屋の中は女の秘所の匂い、胸から溢れる女の独特の匂いで溢れ、緋衣子同士が絡まる光景はどんな男が見ても興奮せざる負えないほどだった。
 二人でお互いに絡まる緋衣子たちは相手の秘所に指を突っ込み、相手の乳首の先をぐりぐりと摘み、擦り付け、押し込んでいた。コウからイクなと言われている以上簡単にイクことはできない。相手をイかせてからイクんだと相手を極限まで責めると自分も極限まで高められてしまう。
「「はっ、わっ、あああぁあんん、ああっぁっあああーーー」」
「はぁああ、あああっ、あああぃぃぃぃっぃぁあああ」
「あああはぁ、あああっぃぃぃ、あああんんんっっ、ああっっ」
 叫び叫ばれ興奮のままにキスをして、緋衣子は緋衣子を攻め上げ、相手の緋衣子も緋衣子のことを攻め上げていた。ビクビクとイきそうになると、腰を痙攣させなんとか行かないように踏ん張る。相手も同じようにぎりぎりで耐え相手を先にイカせようとこれ以上無理という速さで相手の秘所を刺激する。
 まったく同じように攻められた緋衣子二人の身体はまったく同じ快感を蓄積し、まったく同じタイミングでイくことになる。決壊しそうなギリギリで耐えに耐え忍んだ。秘所と乳首からの快感を緋衣子は限界まで感じ、舌と舌が触れるとろけそうになるキスの中二人は限界まで溜め込んだ快感を開放する。相手の指と自分の秘所が痙攣するのを感じて相手の舌の感触と自分の唾液の味を感じて、緋衣子はイッた。
「はぁぁぁぁああぁぁあぁあああーーーーーーーー、ががぁあぁがあああああああああーーーーーー」
「はぁああぁあああぁあああぁあーーーーーーーー、ぃぃぃががあぁがあぁがあああぃーーーーーー」
 あなたが先、いやあなたが先と指を相手の秘所の一番奥にまで差し込み、緋衣子はイク。快感で緋衣子は失禁し、秘所から溢れた尿は下の緋衣子と秘所を口に含む緋衣子を濡らしていく。下にいた緋衣子は乳首に愛液と尿が当たることで絶頂し、下の緋衣子から吹き出した愛液と絡まる二人の愛液を被った最後の緋衣子も同じく秘豆を限界まで擦り自分の愛液と自分の尿の匂いを感じながら絶頂した。
「「「「はっ、はぁ、はぁぁ、はっはっああ」」」」
 緋衣子は全員裸の自分の身体に顔を埋め絶頂の余韻に浸りながら眠ってしまった。




 深夜、目覚めた緋衣子は自分と同じ姿の人間が他に3人いることを確認し、汗ともろもろの液体を流すためシャワーへと向かった。一人がシャワーに向かったため、他の緋衣子たちも目覚め同じようにシャワーへと向かう。狭いシャワーには四人の緋衣子が集まりまだ汚れが取れきれていないからだからは、性的な気持ちを催すフェロモンが緋衣子たちの鼻を直接刺激していた。
「あんた、私なんだったら、私を先にして出ていきなさいよ!」
「あんたこそ、私なんだったら私を先にしろって言いたいね!」
「そっちの二人だけで争わないでよ、出ていくならあんたたちが出ていって!」
「うっさいのは、あんただろおまえらがでていけよ!」
 緋衣子は緋衣子と組み合わせるととことん仲が悪くなることを察した。
「あんあん、って喘いでたくせに!」
「そっちだってヨガってたじゃんか!」
「あれは、やばかったからで、そっちもだろ!」
「なにいってんだよ、お前だって!」
 緋衣子たちは相手に体をこすりつけるほどに密着し、威嚇してシャワーそっちのけで言い争いを続けてしまった。
終わり

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【 2018/10/05 23:01 】

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